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助手、初日。

行ってきました、日本語教師のお手伝いに。

3グループに分かれた全員が日本語初心者でした。

1班は中国人女性のグループで今日の課題は「○○は」と「○○が」の使い分けです。こちらは先生も初心者で、大きな声で教えていたけど絵カードや小道具を使わず、理解できているようには見えませんでした。

2班は中国人男性とタイ人女性のグループです。課題は「好きです」「嫌いです」「上手です」「苦手です」です。教師暦3年目の先生はホワイトボードを使って教えていましたが、とっても分かりやすくて可愛らしい絵を描くので、言葉が通じないのを絵で十分補っています。絵が描けない私はただただ羨ましい!

3班はインド人女性と日本人のグループです。ちょっと考えさせられたのは、中国残留孤児の孫に当たる人が生徒でした。来日というか帰国というか、日本在住数ヶ月です。生まれも育ちも中国だから、他の中国人と同じ単語が発音しづらそうです。何度言っても「エレベーター」は「エロベータ」になってしまい、「りゃ・りゅ・りょ」は「にゃ・にゅ・にょ」になります。多分耳がそうなっているんでしょう。

以前バンクーバーで一緒に暮らした韓国人のお友達に「ホンシー」と言う人がいて、私にはどれも同じに聞こえたけど、その「シー」の部分を5回も6回も直された思い出があります。言葉によって音域や周波数が違うらしいですね。英語でも同じ話しを聞きました。

この彼女は「エロベータ」と言っては言い直すんだけど、人懐こい笑顔がすごく可愛かった。当たり前だけど、どこから見ても日本人の彼女が、日本語を話せないというだけで傷つく事がありませんように。

インド人の女性は英語を話すので理解できないことは英語で質問してきます。その答えをノートに書くのですが、これがまた面白い書き方で、横書きのノートを縦にして手前から向こう側にアルファベットを書いていくんです。お国変われば…ですね。理解力も高く、頭がいいです。

先生もベテランで巧みにホワイトボードを使っていました。小道具は使わなかったけれど、プリント片手に身振り手振りで一生懸命教えていました。私が生徒なら、この班に入りたい。

…こうして私の助手第1回目は終わりました。

ただ授業を受けているよりも、生徒や授業を具体的にイメージできるようになったし、絵カードや小道具の必要性、導入部の重要性も実感できました。新米先生を批判めいた書き方をしてしまったけれど、その授業を見たから、ああした方がいい、こうした方がいいと思えたわけです。見るとやるとは大違いで、私もきっと随分苦労を重ねて分かりやすい、工夫を凝らした授業が出来るようになっていくのだろう、と、初日を終えてぼんやり考えています。

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