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鎮魂の日

昨日は阪神大震災の12年目の日だった。

私が神戸に住んだのは、震災後3年目。

ところどころ空き地があったり、校庭に仮設住宅があったりしたけど外見上はだいぶ復興している印象だった。

それはあくまでも外見上だけで、あまり報道はされなかったけど、知り合いのいない割り当てられた復興住宅では孤独死や自殺が後を絶たなかった。

犠牲者の名前は三宮の東遊園地に刻んである。

ルミナリエは元町から始まって、この東遊園地が出口にあたる。

1度だけ行ったけど光と音が綺麗でロマンチックな気分になった。

犠牲者を鎮魂するための催しなのにロマンチックに感じる自分が浅ましくて、1度の参加だけで2度と行かなかった。行けなかった。

もう神戸を離れてしまったけど、昨日黙祷をし、神戸の復興を祈らせていただいた。

「神戸は元気です!」   確かにそうかも知れない。

でも、妹さんが亡くなった地に咲いたひまわりの花の種を、全国に蒔いているお姉さんがいる。

改札で、声を枯らして募金を呼びかける、レインボーハウスの震災孤児がいる。

せっかく助かった命なのに、知り合いもいない孤独な環境に耐え切れず、自ら命を絶つ人がいる。

13回忌を迎えたけど、昨日と変わらない今日がある。

なくなった物は戻らない。亡くなった人は帰ってきてはくれない。残された人は、また…

ニュースを見ながら、涙を新たにしている私です。

    合掌

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