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赤鬼

朗読の講座の最終日、反省会を持った。
老人ホームや幼稚園、自治会館で発表した
体験学習等の感想や意見も交換しあった。

「なんでも構わないから感じたことを・・・」と求められて、
「私には、横書きの原稿の方が読みやすかった。」
正直に発言したら、この一言で大騒ぎになってしまった。

「日本語は縦書きに決まってる!」
「携帯小説は横書きだ!」
「純文学とはワケが違うでしょ!」
「縦書きに固執することは無い!」

全ての語尾に「!」マークが付く
口角泡を飛ばす激論になってしまった。
しかも私は最初の一言だけで、
後は発言出来ないほどの盛り上がりよう。
このままでは血圧急上昇で死者が出るかも。。。

「私は意見を求められたから、
私個人の考えとして思ったことを申し上げただけです。
そういう意見もあった、ということで司会の方、次へ進めてください」

収拾が付かないので打ち切ろうと重ねて言ったもんだから、
いつも好戦的で周りから疎んじられているW爺さんに、

「あぁあんたね!日本語教えてんなら縦書きで教えてんだろうね!
縦書きは日本の文化なんだよ!
上っ面の言葉ばかりじゃなくて、そういった文化を教えなさいよ!!」
赤鬼みたいに真っ赤になって、
わなわな震えながら、そう怒鳴られた。

今は日本語教室のことは関係ないじゃん。
ナニがそんなに悔しかったのか、
なにゆえソコまで興奮するのか、
私にはまるで疑問だった。


それよりぺっぺぺっぺ飛んでくるツバが気になって
「ばっちいなぁ、唾飛ばさないでよー」
そう思っていた。

このW爺さんの奥さんは大変だろうな~。
真っ赤な因業爺さんじゃあ、いいトコないじゃん。

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